「目指せ!電気主任技術者~解説ノート~」の 2022年1月1日から12月31日までのアクセス解析を行う。アクセス解析に用いるデータは,Google Search Console のデータである。
日次のクリック数,表示回数,CTR,掲載順位
2022年1月1日から12月31日までのクリック数の推移を示す。日次のクリック数は青線,7 日間移動平均は赤線,28 日移動平均は緑線で示している。
クリック数は年間を通じて順調に伸びていることがわかる。また,クリック数の最大値は 602 回で 12月12日に記録した。
2022年1月1日から12月31日までの表示回数の推移を示す。日次の表示回数は青線,7 日間移動平均は赤線,28 日移動平均は緑線で示している。
表示回数も年間を通じて順調に伸びていることがわかる。表示回数の最大値は 7,250 回で 11月8日に記録した。
2022年1月1日から12月31日までの CTR の推移を示す。日次の CTR は青線,7 日間移動平均は赤線,28 日移動平均は緑線で示している。CTR は 7 % 台を推移しているが,2023 年は CTR 10 % 以上を目標としたい。
2022年1月1日から12月31日までの 掲載順位 の推移を示す。日次の 掲載順位 は青線,7 日間移動平均は赤線,28 日移動平均は緑線で示している。掲載順位は 10 位台の前半を推移しているが,2023 年は 10 位以内を目指したい。
クリック数,表示回数のパレート図
クリック数(N= 53,946)のパレート図を示す(クリック数 10 未満のページは足切り)。上位の 60 ページで,全体のクリック数の約 80 % を占めていることがわかる。
クリック数トップ 5 は以下のとおり。
- 電力系統の短絡容量 3,975
- 電力系統の中性点接地の目的と方式 3,776
- 同期発電機の特性曲線 1,821
- 同期発電機のリアクタンス 1,754
- 電力系統の中性点接地による異常電圧抑制 1,735
表示回数(N = 719,708)のパレート図を示す(クリック数 10 未満のページは足切り)。こちらは,上位 70 ページで,全体の表示回数の 80 % を占めている。
各ページのクリック数と表示回数の相関
日次のクリック数,表示回数の相関を見るため,表示回数を横軸,クリック数を縦軸とした散布図を示す。
また,説明変数を表示回数,目的変数をクリック数として,線形単回帰分析を行ったところ,表示回数とクリック数には,正の相関があることがわかる(回帰係数は 0.081,切片は -18.3,決定係数は 0.800)。
散布図には線形回帰直線を合わせて示す。
クエリの分析
バブルチャートを用いて,クエリの分析を試みた。
クエリの分析(クリック数)
まず,横軸を CTR,縦軸を掲載順位として,クリック数をバブルの大きさで表したバブルチャートを下図に示す。クリック数が上位 30 には,データラベルとしてクエリを付与した。
クリック数の多いページに関するクエリが上位を占めている。
- 短絡容量 924 クリック
- 短絡容量とは 630 クリック
- 間欠アーク地絡 238 クリック
- 同期リアクタンス 277 クリック
- 中性点接地 225
クエリの分析(表示回数)
次に,横軸を CTR,縦軸を掲載順位として,表示回数をバブルの大きさで表したバブルチャートを下図に示す。クリック数が上位 100 には,データラベルとしてクエリを付与した。
表示回数は多いが,クリックまでに至らないクエリが見える化される。これらのクエリからクリックにつながるよう記事の改修が必要である。
デバイスの内訳
クリック数,表示回数それぞれにおいて,デバイスの内訳を調べる。本サイトのユーザの約 6 割はパソコンを用いていることがわかる。
参考文献
electrical-engineer.hatenablog.jp
更新履歴
- 2023年1月3日 新規作成
- 2023年1月7日 クエリの分析を追加
- 2023年1月21日 CTR と掲載順位の推移を追加,各ページのクリック数と表示回数の相関に「線形単回帰分析」を追加
- 2023年2月4日 誤記を訂正