住宅の屋内電路(電気機械器具内の電路を除く。以下本問において同じ。)の対地電圧は 150 V 以下であること。
ただし,太陽電池モジュールに接続する負荷側の屋内配線(複数の太陽電池モジュールを施設する場合にあっては,その集合体に接続する負荷側の配線)を,以下により施設する場合は,この限りでない。
屋内配線の対地電圧は,直流 450 V 以下であること。
電路に地絡が生じたときに自動的に電路を遮断する装置を施設すること。ただし,次に適合する場合は,この限りでない。
- 直流電路が,非接地であること。
- 直流電路に接続する逆変換装置の交流側に絶縁変圧器を施設すること。
- 太陽電池モジュールの合計出力が,20 kW 未満であること。ただし,屋内電路の対地電圧が 300 V を超える場合にあっては,太陽電池モジュールの合計出力は 10 kW 以下とし,かつ,直流電路に機械器具(太陽電池モジュール,負荷電流を開閉できる開閉器その他これに類する器具,電路を保護する過電流遮断器その他の器具,逆変換装置及び避雷器を除く。)を施設しないこと。
屋内配線は,次のいずれかによること。
- 人が触れるおそれのない隠ぺい場所に,合成樹脂管工事,金属管工事又はケーブル工事により施設すること。
- ケーブル工事により施設し,電線に接触防護措置を施すこと。
参考文献
更新履歴
- 2022年8月14日 新規作成