発電機の性能確認において行われる有水試験について述べる。
発電機三相短絡試験
発電機の性能確認において重要な試験のひとつが有水試験時の三相短絡試験である。
本試験は、発電機の短絡比や同期インピーダンスを求めるために行われ,その手順を以下に示す。
- 発電機電機子の線路側全端子を母線回路側から完全に切り離し,電機子の線路側全端子を短絡する。
- 発電機の励磁系が自励式の場合は,他励回路に変更する。
- 比率差動継電器が動作しないようにロックするとともに,過電流継電器の設定値を最高試験電流を考慮したうえで適正な値に合わせる。
- 発電機を定格速度で運転し,界磁巻線に直流電流を流して電機子電流と界磁電流の関係を測定する。測定は発電機定格電流の 100 [%] 程度まで行う。
- 無負荷飽和特性と三相短絡特性から短絡比及び同期インピーダンスを算出する。
参考文献
- 平成12年度 第一種 電気主任技術者 一次試験 電力 問5「有水試験時の発電機三相短絡試験」