データベースを論理データモデルで分類すると,階層型データベース,ネットワーク型データベース,リレーショナル型データベースに分類される。
前者の二つのベータベースでは,レコードを親子に分け,レコードの親子関係が,それぞれ 1:n,m:n となっており,これらを総称して構造データベースと呼ぶこともある。
ネットワーク型データベースは,事務処理プログラム言語を開発するために設立されたデータシステム言語協会の名前にちなんで,CODASYL 型データベースとも呼ばれる。
リレーショナル型データベースはデータを 2 次元の表形式で管理し,表の各行がレコード,各列がレコードの項目に対応する。表の中で行をユニークに識別する列のことを主キーと呼び,データ冗長性を排除する正規化の際の考慮点となる。
データベースの定義,操作する言語をデータベース言語といい,ネットワーク型データベースには NDL,リレーショナル型データベースには SQL が規定されている。
参考文献
- 平成16年度 第二種 電気主任技術者 一次試験 機械 問8
更新履歴
- 2022年3月9日 新規作成